応募企業へのエントリーでは、履歴書・職務経歴書の応募書類が書類選考のツールとなります。まず面接までにたどりつかなければ転職活動のスタートとは言えません。書類が通過するレジメのコツ、記載した方がいい自己PR、経験・知識の記載まで書類を通過させるレジメ作成のポイントを転職エージェントの立場でお教えいたします。
求人にマッチした人材であるかどうかを見極めるのが職務経歴書
企業側は、その人の全体像もさることながら、任せたい仕事の経験があるかどうかを見たいものです。持っている要素技術や経験した工程、役割を具体的に示し、あなたが経験に応じたスキルがあるのか、人事担当者が即座に理解できるよう、表形式で、時系列に経験をまとめると良いでしょう。
また、ヒューマンスキルについても、顧客との折衝能力や提案改善などの取り組み、他部署との連携、マネジメント能力などを、自身の強みとしてまとめると良いでしょう。最近の採用現場において非常に重視しているのが社内外とのコミュニケーション力です、それを書面でアピールするのは多少コツがいりますが、どういった連携を取っていたかであるとかコミュニケーションが重要な仕事であったとの記載でより協調性などがPR可能です。
履歴書も極力使える項目を埋めていく
履歴書についても同様です、経歴やお持ちの資格など企業に伝える大切な書類です。効果的にご自身をアピールできるよう、簡潔・丁寧に作成下さい
転職理由・・・転職理由は企業側の注目ポイントの一つです。
資格取得やキャリアアップのためなど、前向きな理由なら明記しましょう。そうでない場合は「一身上の都合」としておくのがよいでしょう。栄養士の方が後ほど管理栄養士資格を取得された場合など両方の資格を列記しておいた方がよろしいでしょう、なにより後ほど勉強して取得したという強いアピールとなります。
その他の特記事項・・・自信のあるスキルや得意分野といった自己PR、または転職やキャリアアップに関する具体的なご希望等を記載しましょう。また、面接時にアイスブレイク的に雑談の材料ともなるので得意なスポーツや、自身が興味があることなどビジネスと結び付けられるような題材があれば記載をして、全体的に丁寧に作成をしましょう。