今回ご紹介させて頂く方は少し変わった転職事例となり、私共転職エージェントでもあまり例のない、コンサルタント契約での顧問就業に就かれた方をご紹介させて頂きます。通常は正社員などの直接雇用の仲介をさせて頂く事が人材紹介会社の仕事となりますが、フルタイム就業ではなく月に2~3回ほどの出社となる顧問契約での就業の方の転職支援となりました。
定年後の就業を見越して
この方は大学修士終了後、大手調味料メーカーで数十年開発に従事され、当時は開発も品管も垣根なくやってこられました。その後大手外食チェーンに縁があって入社され品質管理体制の構築、開発セクションの組織の効率化などに従事されてこられました。私共との接点は10年程前で、特に転職希望という形ではなく、クラインと先の方という事でお付き合いをさせて頂いておりました。その間、定年後の自信の知識・経験をどのように活かしていけばいいのかをここ数年考えてこられました。農学系の技術士の資格も取得され、自身の品質管理に対する知見をより高めて準備してこられました。
外食から加工食品メーカー、別分野のコンサル契約の顧問へ
定年を迎えられる直前期に、私共別のクライアント様にて求人化はされていませんでしたが、カット野菜のメーカーにてこれからはもっと品質管理体制を拡充していかなければならない、そして加工工場もHACCP導入などを検討していてそれを陣頭指揮できる方なんかがいたら助かるとの社長様からの話があり、こういう方がおりますとご提案させて頂いたところ、興味があるので一度会いたいとの話になりました。
そこからは、話がトントン拍子に進み、最後はどういったコンサルティング契約で迎え入れるかだけとなりました。あまり前例もない事例ですので様々な角度から検討を加えて頂き無事に就業といった形となりました。
今回の事例は少し特殊かもしれませんが、第二の職業人生を顧問という形で実現されたケースとなります。今回の求職者の方が、ミッション的にはかなりマッチしていた高スキル・経験をお持ちの方でしたのでいい就業の機会をご案内させて頂く事が可能となりました。このように人材紹介会社では、正社員・契約社員に関わらず、直接雇用の仲介を色々な可能性を見出しご提案させて頂く事も可能です。是非お気軽にお問合せ頂ければと存じます。