求人はかなり増加傾向にある昨今、求職者からのエントリーに頭を悩ます採用企業の人事担当者は多くいると思われます。私共のような食品専門人材紹介会社にも食品専門職のみならず経理スタッフ、営業事務、業界未経験営業求人などのご依頼を頂くケースも日増しに増えております。食品業界では給与水準が他業界に比べそこまで高収入を提供できる場合は少ないと思われますが、やみくもに年収レンジを高めるだけでは即応募、即採用といった流れに結び付きにくい事もデータとしてあがってきています。

求人や企業の特徴を前面に打ち出す

求人はどこにも同じような、似たような求人は食品業界のみならずすべての産業に存在します。例えば経理スタッフや営業事務職などは特別業界経験者でなくとも職種の経験さえあればエントリーは可能です。その場合求職者は同じような求人をどのように選ぶかという視点が必要です。勤務地や年収などのハードスペックは変更しようがなく、職種や求人内容も似たような中でいかに自社の求人に応募してもらうかは、特徴を前面に押し出す必要があります。例えばワークライフバランスの取れた職場であるとか、募集セクションの離職率はここ10年でかなり低い水準であるとか、月に一度有給休暇消化を促しているなどといった働く側から見た魅力を特徴として打ち出すと、他社の同じような求人に比べて応募喚起もつけやすく、結果的に応募の母集団形成に繋がっている採用企業もあります。是非自社の求人にプラスアルファの魅力的な特徴を打ち出していきましょう。

転職待機組の増加

最近の登録者の傾向として、転職市場の活況に合わせてエントリーをしてくる人材も数多くおります。これはどのような事かというと、今すぐ転職を決意しているわけではなく何かいい求人がないか情報収集を行なっているという人材です。このような方は、自身の志向にかなりマッチする求人や会社でなければ応募はすぐにはしません。このような人材に応募していただくには何かしらの動機づけが必要となります。私共食品業界専門人材紹介会社では、転職を考えている潜在的な方を提案させて頂く事もあります、その場合は求人は表面化して出してはいないが、マッチ度の高い人材であれば採用には乗り出す場合で決定する場合が実に多いのです。日頃から紹介会社と、こういう人材がいればレジメだけは見るよとか、ターゲット業界・企業から登録があったら教えてといったコミュニケーションの中から提案させて頂く場合が多いので是非情報交換を密にさせて頂ければと存じます。こういう人材採用に取って厳しい状況だからこそ私共人材エージェントとともに採用のお手伝いをさせて頂き、採用の課題解決のお力になれればと考えております。

『食品業界の専門人材紹介会社への問い合わせ』