食品業界において外資系企業というのは実はそれほど多くはないのです。その実情として日本人の味の好みは非常に繊細で独自の食文化を形成してきた歴史があります。なので外資系の会社が本国で売れているので日本市場に進出をするというケースはまれです。日本人の好みの味覚にアレンジをする以前に独自の販売網や商品力を持っている日本の会社に優位性があったりします。その反面、日本の「食」を海外で展開する企業は数多くあります。日本市場が頭打ちなので海外市場に活路を求めてといったところです。最近の日本食ブームも背景にあったりします。食品業界以外の産業においては電気・電子・機械、IT、化学、医療・メディカル、金融等外資系企業の進出は非常に目覚ましいところです。人材紹介会社としては、年収レンジも非常に高い外資系企業は求職者にお勧めするのにも、・年収が高い・実力主義なので自信のある方にとっては進めやすい企業でもあります。
その反面食品業界でも外資系企業は存在します。そこには大きく分けて2種類存在して、一つは大きなグローバルブランドの食材(商品)を有しており誰もが知っている製品がロングセラーとなっており、日本市場にも長年根付いている会社があげられます。もう一つは原料メーカーなどの一般の消費者にとってはあまりなじみのない製品を扱っているがグローバルで見たスケールメリットにおいて日本市場でもニッチであったり、独自性のある商品で存在感を示しているような会社です。
上記のような2種類の外資系企業ですが、やはり日本の会社よりかは年収レンジも高い傾向があります。その反面、ロングセラー商品を持っている外資食品企業は別として、日本市場からの撤退や工場移設等の大きな出来事が発生するケースもあったりと実力を磨きたい方にはもってこいですが、食品会社に求められる「安定性」とは少し異なる側面があるかもしれません。
年収を取るか安定を取るかで、転職の際の取捨選択となるかと思います、その際には外資系食品企業にも精通したグロリアス・サーチでは、ご本人様の適性やご志向に配慮して、日本の会社や外資系の会社両側面からご提案をさせて頂きたいと思います。