20代後半理系女性
年収350万⇒年収450万
特定派遣バイオ領域研究補助⇒中堅食品メーカー開発職
就職活動時は就職氷河期の真っただ中で、
メーカーでの研究開発職に絞って活動をするも、
軒並み縁がなく、研究開発の想いだけは強かったため、雇用形態を妥協
して派遣就業という道を選択。
特定派遣なので正社員ではあったが、どこで仕事をするか不明な中で
も、大手上場製薬メーカーの研究所へ派遣され
そこで基礎研究補助、応用研究補助、実験、分析業務を3年間経験。
3年が経過した時点で、特定派遣なので派遣会社の正社員という
立場ではあったが、職場ではやはり派遣という立場で
業務の裁量の窮屈感ともう少しキャリアアップ・ステップアップ
をしたいという思いから転職活動を始める。
当初は、首都圏中心の大手メーカーに応募するも中々書類が通過せず
面接も月に1件くらいのペースで、対象業界は製薬メーカーであった。
転職活動3か月目にして、方向転換を行い、自身はとにかく
研究開発をやりたいという思いが強く、業界は特にこだわりはないことから
全ての業界にターゲットを絞りなおした事と、研究開発が出来るのであれば
全国どこでも転居を伴っていこうと決意。
ここから、理系で研究開発に従事できるのであれば業界を広げてみよう
と、食品メーカに応募をしたところ関東郊外の食品メーカーで内定。
ご本人の希望通り、正社員でメーカーの研究開発で働ける事となった。
年収UPは副産物で、特に意識はしていなかった。
というプロセスで無事いい転職をされた事例です。
この方のポイントは、3か月目にして業界を広げ、研究開発~商品開発
に従事できる会社であれば色々と挑戦してみようと視野を広く対象を広
げたところでしょうか。
是非ご参考にして頂ければと存じます。