転職の場面においては『資格』が必要になってくる場合もあります。求人にて経理であれば簿記2級以上などといった表記をよく見かける事でしょう。食品業界での転職で資格は必要なのか?資格がないと転職が出来ない職種があるのかどうかなどを解説していきます。

食品企業においての代表的な資格

食品産業で分かりやすい資格と言えば、『管理栄養士』・『栄養士』が代表的です。最近ではメディアに露出して健康の見地からアドバイスをしている管理栄養士もいたり、アスリートについて栄養指導・食事指導などを行なっている管理栄養士・栄養士もいます。しかしながらこのような方々は皆フリーで独立して動いている方がほとんどなので、転職に必要かというと別の側面となってきます。献立作成や施設栄養士などは配置人数などがきめられていて有資格者でないと業務が出来ないことになります。特定健康指導の栄養指導業務などは管理栄養士の資格は必須となります。

転職で大事な資格

栄養士・管理栄養士はわかりやすい資格だとは思いますが、それ以外はどうなのでしょうか。結論から言うとその他にも。衛生管理者・衛生責任者や各種技能士、HACCP関連などがありますが、転職においてその資格がないと応募資格がないという事はほとんどありません。求人でもMAST要件で資格を掲げている求人を目にする機会はほとんどないと思います。あってもパン製造技能士歓迎というWANT要件にある場合がごくまれにといった感じです。しかしながら食品営業の求人においては、第1種自動車免許が必要なケースは数多くあります。これはひとえに量販店廻りの営業や代理店の方と郊外のスーパー等に一緒に行ったり、はたまたサンプルを車に積んで得意先にったりと行ったことが日常業務で発生することが多くあります。営業求人においては要自動車免許なのかどうかは最低確認していきましょう。

食品業界では栄養士・管理栄養士は別として資格よりも実務経験が重視されるという、転職においてのセオリー通りと考えて問題ないと思います。