会社四季報はその会社の将来性を探るツールとしてはあまりにも有名です。転職活動においては、転職サイトや紹介会社からの情報にプラスしてデジタルな客観的なデータを知ることも重要です。HPの情報でもOKですが、やはり業界紙や業界MAP的な本もあるので参考にしましょう。

食品業界で言えばメーカーの中でも加工食品その中でも色々と細分化できます、その他飲料や製菓メーカー・健康食品会社等特色や業界風土が異なります。その他にも食品商社であるとか食品サービス等様々です。当社の食品業界専門のグロリアス・サーチのキャリアアドバイザーに相談してみましょう。

同じ業界の同規模の会社と比較してみると、その会社がどのような立ち位置にいるかが見えきます。データ研究をする上ではまず『特色』『事業』および、四季報で言 えば『本文』に着目して下さい。ここには短いながらも最新の情報が記載されてます。特に本文には、編集部が会社取材を通して得た業績や財務状況、将来の展望なども客観的な記載があります。

次に業績の推移。ここを見れば経営がうまくいっているかが一目でわかります。見方としては、数字の大小よりも『売上高』・『経常利益』が安定して伸びているかをチェック。前年比での伸び率を見てみれば経営状態はいいか、あるいは伸び悩んでいるかがわかります。業界内での比較で 、高ければ有望低ければ苦しいという見方も可能です。株主資本欄の横にカッコ書きされている%も会社の安定度を図る上では重要です。この数字は自己資本比率で、比率が高いほど借金が少なく、経営にゆとりがあるという事です。一般的には50%を超えていれば優良で、10%以下は要注意といえます。デジタルでの客観的なデータで業界内でどのような経営状態なのかを知るのも、これからお世話になるかもしれない企業を知る上では重要です。特に食品メーカーは堅実に安定成長を続けている企業が多く、会社のIR系の情報はかなり転職の意思決定を行う上では大事な要素になることでしょう。