得意なスキルでコミュニケーション能力と自己PRの欄に記載している転職活動中の方は多くいらっしゃるのではと思います。果たしてコミュニケーション力とは何でしょうか食品業界の転職市場において求められるコミュニケーション力とはまた面接時にコミュニケーション力を試される場面や必要とされるコミュニケーション力のバロメーターとはいかに?

食品業界においては人と人のつながりや関係性を重視する産業

古くからある商習慣で代理店や卸の文化が根強い販売網がまさに人と人のつながりが大事にされる場面です。ながらあくお付き合いのある代理店や量販店などは食品メーカーにとっては切っても切れない太いパイプで結ばれています。ひとえにコミュニケーション能力と言っても会話やビジネストークで交わすだけでは少し物足りない様相があります。相手顧客が何に課題を持っているかそして自社のサービスや製品で何を解決できるかを常日頃把握しながら動く事が大事になってきます、そんな時にコミュニケーション能力はいかんなく発揮されます。
営業職のみならず開発でも、企画サイドや顧客の要望に応じて製品サンプルを試作せねばならない場合、指示書や企画書だけでは真意を読み取ることは不可能です、その場合にもコミュニケーション能力は必要な要素で、相手の意図を上手く組み込み仕事に活かしていくと事が出来るでしょう。また、社内の人員のみならず社外の協力会社との連携も必須です、その場合にもコミュニケーション能力は大事なビジネススキルとなります。
食品業界において人と人のつながりを重視する事は昔から大事にされています。

職務経歴書でコミュニケーション能力とPRしたら

転職サイトのエントリーの自己PR欄や職務経歴書においてコミュニケーション能力に自信があると記載します。自己PRとしては全然問題はないのですが、必ず面接において確かめられます。直接「コミュニケーション能力に自信あると記載あるけど・・・」などと質問があればまだいい方です。これまでのキャリアの中でコミュニケーション能力が高いが故に仕事がうまくいった実例などを交えてアピールする事で面接官も納得していただけます。しかしながら実際には直接コミュニケーション能力があるの?なんて直接的な質問はあまりなく、面接の中での会話でコミュニケーション能力があるかどうかを確認していく場合がほとんどです。レジメには自己PRでコミュニケーション能力に自信があると記載があるのに実際には緊張して上手く話せなかったなどという場合は起こりえる事となります。レジメ等に自己PRでコミュニケーション能力に自信があると記載をしてはいけないとまでは言いませんが、上記のように食品業界でキャリアを重ねたのであればある一定以上のコミュニケーション能力はビジネス上必要ですので最低限度のスキルはあるはずです。

キャリア採用において自分自身をアピールする事の難しさ

あえてハードルを上げるのではなく、転職エージェントから推薦文でコミュニケーション能力の高い人だと思われますなどと第3者からアピールしていただくのがスムーズにいく場合も多いです。営業職の方であればコミュニケーション能力は必須ですので、自己PRに何も書く事がないのでとりあえずコミュニケーション能力があるとだけ記載するのは避けた方が無難だと言えるでしょう。その場合は別の自分が仕事で大事にしていることや本当に得意とするビジネススキルを記載した方が無難です、コミュニケーション能力という言葉はキャリア採用においてあまりにも氾濫しており定義も曖昧なのでよっぽどの会話術や人間関係の構築が上手な方というイメージが付きまとってしまいます。自身の得意分野でアピールをしていきましょう。

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