依然として全体的に応募者を募るのが難しい状況です。特に文系職種で営業求人や管理部門(経理・総務・人事)といった業界をまたぐことのできる職種に関しては、食品業界の採用においては苦戦を強いられている会社が多いのも特徴的です。その反面ワークライフバランスを打ち出したり、企業としての魅力を前面に押し出し、求人そのものの特徴に加えて、会社の魅力や働き方を上手く求人票へ反映させることで多少応募数の増加から採用に至ったケースも耳にするようになりました。

文系職種は以前採用難、求人に魅力付けを行う事が必要

売り手市場の景況感にあって、転職市場においては非常に人材獲得に苦戦を強いられてる企業がほとんどとなっております。求人を公開するタイミングも早めに先手を打ってかないと突然の欠員補充の際には、人が集まらなくて困っている人事担当者の声をよく耳に致します。その場合、正社員以外でも構わないとハローワークはもちろん、人材紹介会社、はたまた派遣会社にも声をかけありとあらゆる手段を使っても期日までに採用できないなどといったケースもございます。こちらは採用までに1か月を切っていたので、出来るだけ早い段階で採用活動に移すことが出来れば多少のリスクは回避できるかもしれません。文系職種の営業や管理部門系人材はスカウトサイト上にも大勢いるのですが、あまたの企業や人材紹介会社より声がけを頂いているようで吟味して応募の可否を決めています。そこで決め手となるのが、求人の内容のほかにワークライフバランスが取れる職場であるとか、産前産休制度が整っていて実際利用している方が多いとか、年収以外でのポジションの魅力付けを反映することにより応募者を増やしているケースもあります。

9月に入り人材は数多く転職市場に出てきている

8月のお盆明けくらいからじわじわと人材の転職サイトへの登録も増えています。9月に入るとBizリーチが新CMを打ち出したり、indeedが大量広告を出していたりすることも要因かと思われます。この状態は12月上旬位まで続くと思われますので、引き続き採用活動に力を入れた方がよろしいと思います。文系職種は他の産業でも募集を活発に行っいますが、理系専門職の開発や品質管理ポジションはピンポイントでの採用が達成できるチャンスでもあるとも言えます。